代替テキスト
楪カレン×安藤もあ
×桜井あゆ×真矢みつき×森沢かな
5人のAV女優のリアルな
恋愛体験を実写映画化

introduction

まだ語ったことのない
赤裸々な本気の恋

 業界を超えて活躍する5人のAV女優が映画初主演。
 折り紙付きの経歴を持つ5人のAV女優たちへロングインタビューを実施して、まだ誰にも打ち明けたことのない赤裸々な人生の歩みと“本気の恋”を語ってもらい、そこにそれぞれ古典・名作・スリラー・アート・カルト映画をモチーフに加えて脚本を制作。2年の月日をかけて撮影・編集し、今秋、公開にいたる。
 撮影にあたって彼女たちは自分自身を演じるために、半年間の演技ワークショップを実施。映像演技スキルのブラッシュアップとともに、役柄としての過去の自分ととことんまで対峙するなど、役作りに関して、昨今の邦画では考えられないくらいの長い期間をかけた。
 また、映像のリアリティと演技の迫真性のため、女優自身の服を衣装として採用し、メイクと髪型も当時の写真を元に現代風にアレンジしつつ完全再現。男性のキャラクターにもとことんこだわり、一般からプロの俳優まで大々的にオーディションと面接を敢行し、女優たちの記憶と想像の中のイメージと限りなく近い男性俳優を採用。話し方・仕草・髪型やファッションにいたる細部までリアルに近い作り込みを行った。
 作品の内容、制作プロセスにいたるまで異色のラブストーリーが2023年秋の邦画界を彩る。

trailer

予告編

story

ピンク色の世界にいた女たちの恋は、
淡く切ないブルーポルノだった
  • 「カリフォルニア・ドリーミング」

    いったん「カリフォルニア・ドリーミング」を聴きたくなったら、初めて音楽にハマった思春期の高校生みたいに聴きまくって、その揚げ句に「恋する惑星」のフェイ・ウォンのように恋をしたくなる。もちろん、トニー・レオンのような優しい笑顔の男性と。 これは私自身のことなのか、あるいは「カリフォルニア・ドリーミング」が耳から離れなくなってしまった私の妄想なのか。 それとも世界の女性が持っている普遍的な傾向のことなのか。 ただひとつ言えるのは、かつて確かにあった「トニー・レオン」を取り巻く狂想が、自分の幼い頃の思い出の背景を彩っていたこと。 スピードの速い今の世界と、昔の色鮮やかでゆったりとした世界が、やっぱりまだどこかでつながっていると信じたい、そう思える自分がまだいる。だからこそ私は彼を愛し、恋をする。

  • 「ボビー・フィッシャーをさがして」

    どうして一番大切なものは、いつも自分の手から消えてしまい、みすぼらしいものだけが残るんだろう。 子供の頃からことあるごとに、ずっとその疑問が頭から離れない。私はデビュー1周年記念日を迎えても、やっぱりまたそのことに頭を悩ませている。 どうして大切にしていたものがいつのまにか消えて無くなってしまうのか。 どうして自分は今ここにいるんだろう?  大人になってわかったのは、いくら考えても答えがないこと。 だからせめてもの私自身へのプレゼントは、今を一緒に楽しく過ごせる男の子。 現場帰りの新宿で、私は安藤もあとして見知らぬ男と待ち合わせる。

  • 「東京ゲートブリッジ」

    大好きなカブトムシを探していた私は、早く眠気を覚ましたいだけだった。 車を降りてみると、そこには海と東京と千葉の夜景が一望できる東京ゲートブリッジがあって、今までの東京生活を振り返ってしまう。そういうのは一番嫌いなはずなのに。 いくら思い返しても絶対に戻ることはないのに。 でも思い返しちゃう。 昔の思いが鮮明になればなるほど、過去の私は、今の私になるのを望んでなさそうなのが痛いほど胸に突き刺さる。 いつ終わるのかわからない現場がやっと終わった午前4時の冷たい雨のせいで、軽い神経衰弱になってただけだと思ってた。 でもその神経衰弱はもしかしたら子供のころから治ってなかったのかも知れない。 そう思うと私は少し自由になれた気がした。

  • 「ヴァージニア・ウルフなんかこわくない」

    昔と今。私を取り巻く環境は、言葉で説明できないほど変わってしまったけど、男の趣味だけは高校生の頃と何も変わらない。 体は大人だけど、心は少年。そんな男とずっと一緒にいたい。でも少年は必ず大人になる。 だから私はいつも1人になる。私の話は、端的に言ってしまうと本当にそれだけの話。 なんの取り柄もなく、わがままで、ずるくて弱くて、純粋な男。その彼の必死さが好きなのかもしれない。 いや、本当は特に興味もないのかもしれない。 キンモクセイの香りを嗅ぐと、いつもそういう堂々巡りをしてしまう。それだけの話。

  • 「フィッシング ・ウィズ・サムライ」

    将来のために何かをすることは、尊いことだって知ってはいたけど、受験勉強も、面接も、就職活動も嫌いだった。 中学生の頃から、海に竿をたらして取り留めのない妄想に身を任せることが一番の喜びだった。 それは今でも変わらない。 別に魚が好きなわけじゃない。釣り上げた魚を食べたいわけでもない。 記念に写真を撮るわけでもない。人に自慢をするわけでもない。 魚釣りが好きなだけ。 多くの人は「釣りの何が面白いの?」「釣りをしてどうなりたいの?」と聞いてくる。 いつも私は適当な理由をでっちあげて悲しい気持ちになる。 その男もそうだった。それなのになぜか私は悲しくならなかった。 多分、恋と釣りは一緒なんだと思う。

cast

業界を超えて活躍する
5人のAV女優
Karen Yuzuriha

楪カレン

2つのメジャーレーベルで専属契約をするほどの人気を誇る楪カレン。昨今では韓国・日本のドラマ、バラエティにも進出するなど業界を超えた活躍が著しい。彼女のユニークなキャラクターを体現した脚本を自然体で演じる。
Moa Ando

安藤もあ

デビュー1年で100本以上の作品に出演をした安藤もあは、異色の経歴の持ち主。中学生の時に乃木坂46一期生の最終オーディション進出し、アイドルグループメンバーとして活躍、18歳まで数え切れないほどのライブをこなしていたという。自分自身の過去と知らず知らずに向き合ってしまうという繊細な感情表現に挑戦。
Ayu Sakurai

桜井あゆ

数多くの単体作品を世に出し、4本のストレートビデオ作品で主演を果たし、女優としても痕跡を残してきた桜井あゆ。自身の男性観を強く反映した、映画中最もファンタジー要素を取り入れた脚本に対して、経験豊かな演技力でリアリティを与えている。
Mitsuki Maya

真矢みつき

小麦色に焼けた妹系女優として鮮烈なデビューを果たした真矢みつきは、最近ではピンク映画にも関わらず一般公開され異例のロングラン上映となった「新橋探偵物語2」のヒロイン役など活躍の幅を広げている。彼女のパブリックイメージに反するような、複雑な過去を巡るストーリーを生き生きと演じる。
Kana Morisawa

森沢かな

年間ランキング10位にまで上り詰める人気女優・森沢かな。デビュー11周年を迎え今では勢力的に舞台に出演するなど、演技面での活躍がめざましい彼女が、その磨かれた演技力を惜しげもなく披露し、映画の終わりを締める。
男性キャスト
寺岡 哲
数多くの作品でピリリと効いた演技を見せる、知る人ぞ知る名バイプレイヤー。
飯塚颯汰
今回の作品の大々的なオーディションで、一般からの応募で高い倍率をくぐり抜けた新人。
那珂村神
ジュノン・スーパーボーイ・コンテストBEST50選出という経歴のネクストブレイク期待の俳優。
シュポン・タチバナ
北野武映画「首」で戦国武将役を熱演したことで注目が高まる国際的な俳優。
金 純樹
元富良野塾。数え切れないほど多くの舞台出演を重ね、安定した演技力を誇る。
西藤圭祐
名村 藍

staff

脚本・監督:川崎五朗

映像業界の隅で研鑽を積み、かつて見聞きしたAV業界を題材に本作の脚本を執筆・監督。

撮影監督:原俊介

島根県生まれ、島根県在住。島根県内の映像制作会社で映像制作を学び独立。山陰でTVCM、TV番組、企業PR等を制作する傍ら、映画制作の現場で撮影助手などを経験。「いざなぎ暮れた。」で本格的撮影監督デビュー。23年全国公開「東小学校」撮影監督。 第38回島根広告賞 TVCM部門 銅賞(ディレクション) 第39回島根広告賞 TVCM部門 銅賞(撮影監督) 2020年モナコ国際映画祭最優秀撮影賞受賞

theater

劇場案内
池袋シネマ・ロサ
所在地:〒171-0021 東京都豊島区西池袋1-37-12
ロサ会館内
TEL:03-3986-3713
●上映時間
【9月1日】18:45〜
【9月2日】18:30〜
【9月3日】18:30〜

※9月3日の舞台挨拶ですが、楪カレンさんは体調不良のため欠席となりました。

【9月4~6日】19:00〜
【9月7日】19:00〜


●当日料金:1900円均一
*シニア料金、9/1サービスデー・水曜日サービスデーなど割引は一切ございません。
●イベント情報
【9月1日】別会場にて公開初日舞台挨拶
登壇者:楪カレン・安藤もあ・桜井あゆ・真矢みつき・森沢かな
*別会場にて舞台挨拶終了後、サイン会を実施いたします。(当日当館にて、本作をご鑑賞いただきパンフレットをご購入いただいたお客様のみ/お一人様1部のみ)

*ご参加頂けるのは9/1(金)に池袋シネマ・ロサにて本作をご鑑賞
頂いた、チケット半券をお持ちのお客様のみとなります。
参加をご希望される方には、当日スタッフがご案内いたします。
(地図付き整理券を配布します)

【9月2日】シネマ・ロサにて特別舞台挨拶
登壇者:楪カレン・安藤もあ・桜井あゆ・真矢みつき・森沢かな

*舞台挨拶終了後、劇場ロビーにてサイン会を実施いたします。(当日当館にて、本作をご鑑賞いただきパンフレットをご購入いただいたお客様のみ/お一人様1部のみ)

【9月3日】シネマ・ロサにて特別舞台挨拶
登壇者:楪カレン・安藤もあ・桜井あゆ・真矢みつき・森沢かな
※楪カレンさんは体調不良のため欠席となりました。


【9月7日】シネマ・ロサにて特別舞台挨拶
登壇者:楪カレン・安藤もあ・桜井あゆ・真矢みつき・森沢かな
*舞台挨拶終了後、劇場ロビーにてサイン会を実施いたします。(当日当館にて、本作をご鑑賞いただきパンフレットをご購入いただいたお客様のみ/お一人様1部のみ)

●物販
パンフレット 税込販売価格:1000円
*9/1(金)は別会場では5人のサイン入りパンフレットを販売いたします。
*池袋シネマ・ロサでは9/1(金)はサインなしの販売となります。
*池袋シネマ・ロサでは9/3(日)より5人のサイン入りパンフレットを
限定で販売いたします。
9/3(日)以降のチケットをお持ちの方、お一人様1部のみの販売となります
*予告なく販売方法等が変更となる場合もございます。予めご了承ください。

●チケットの販売方法の案内について
チケットの販売方法につきましては、劇場までお問い合せください。
なお、池袋シネマ・ロサでは9/1(金)上映分から
チケットのオンライン販売が開始されます。
予め劇場HPにて販売方法をご確認ください。
チケット(前売券含む)の払い戻し等はできませんので予めご了承ください。
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